佐藤貴正先生へインタビュー

この職業を目指したキッカケを教えてください。

実は、自分が怪我をするまで接骨院のことはあまり知りませんでした。当時サラリーマンとして仕事をしながら、人に喜んでもらえることがしたいと、ずっと思っていました。初めて接骨院に治療に行ったときに、腰痛はマッサージすれば治るというように、治療をマッサージと同じようなものだと思っていたんです。しかし、数分程度、ちょっと触ってもらっただけなのに症状が改善したことに、とても驚きました。それで、どんな風にやっているんだろうと興味が湧いたことがキッカケでした。以来、仕事を続けながら技術を教えてもらうようになりました。そして、こういった世界があって、自分もできるのだということを知る内に、痛みで悩んでいる人が大勢いることが分かってきました。それで、自分でもやってみようと目指し始めたわけです。

治療家としてのやりがいや喜びを具体的に

患者さんの症状が改善することが一番嬉しいですね。これまでにやってきたことの中で、介護の勉強や交通事故の知識や経験が役に立ち、喜んでもらえる。それが人のためになっている、といことがすごく嬉しいんです。それから、スタッフにも喜んでもらえると嬉しいですね。患者さんはもちろんですが、一緒に働く仲間も大切ですから。福利厚生の一環でスタッフの誕生日にはプレゼントを贈っています。患者さんからもスタッフからも、感謝されたり、喜ばれたりしてもらえるよう、これからもやっていきたいなと思っています。

患者さんのためになる将来の構想やイメージがあればひとこと

当院を病院にしたいです。リハビリや介護も同時に行いながらドクターが治療をしていく、という病院をやりたいと思っています。今でもデイサービスやリハビリをやっていますが、デイケアはドクターが必要ですから。トータルで介護・医療・リハビリの全部をやっていきたいです。交通事故の方でも、ドクターがいると総合的なケアができますし、細かく相談にも乗ることができますしね。総合的に見て、ここに来れば大丈夫というふうにしたい。そうしたら患者さんにも安心して来てもらえるのではないかと考えてます。

患者さんに喜ばれたエピソードや治療院への声

ここに行けば姿勢測定をやってくれるから一度は行った方がいいよ、というように、事故で来院されていた患者さんのご紹介で来院される患者さんがたいへん多いです。当院ではそうした患者さんを大事にしていますので、紹介カードをお渡しして割引も行っています。１ヶ月で１００人くらいの方が来院されることもあり、大変ですけれどもありがたいと思っています。親子３世代で来てくださる方も多いです。信頼して下さっているからこそ紹介していただけているのだと思いますし、応えていきたいですね。