志村隼先生へインタビュー

この職業を目指したキッカケを教えてください。

そもそものきっかけは、自分が怪我をしたといったことではなく、身内の勧めでした。現在の地に創業したのは、撚糸工場を営んでいた叔父が他界し、私が本家を継ぐことになったからです。それに、幼少期をこの叔父の家で過ごしたので、実家同様であるこの場所を守りたいという強い思いもありました。

治療家としてのやりがいや喜びを具体的に

人とコミュニケーションを深めながらできる仕事であるというところに、一生の仕事としての魅力を感じています。骸骨の模型とにらめっこして、全国の研究会を飛び回って勉強し、試行錯誤して得た知識や技術が、他のどこへ行っても治らなかったという患者さんの症状の改善に役立ち、笑顔を見せてくれる時が最高の喜びです。

患者さんのためになる将来の構想やイメージがあればひとこと

将来的には法律的な資格なども取得し、治療だけでなくトータルで対応できる体制を整えていきたいと考えています。直近では、痛み止めなどを処方できるように、薬店の準備を進めています。

患者さんに喜ばれたエピソードや治療院への声

５年１０年間と痛み止めを飲んでいたような方から、たった１回の施術で痛みがなくなった、軽減したという声を数多くいただいています。

大きな交通事故を経験し、１０年間偏頭痛に悩まされて、毎日痛み止めを飲んでいた女性が、施術をした夜から痛み止めを飲まなくなり、以来通院半年の間に、痛み止めを飲まれたのは２～３回という状況まで改善したケースもあります。２０年間も痛みに苦しみ、都内も含めいろんな治療院を回ったものの症状が改善しなかったという患者さんにからは、時間はかかったものの、現在では痛みが半減しているとの評価をいただいています。