平森勇喜先生へインタビュー

この職業を目指したキッカケを教えてください。

高校生の頃に野球をやっていて、練習中に脱臼骨折をしてしまい、整形外科の治療を受けていましたがなかなかボールを投げることができずにいました。しかし、整骨院に転院して治療を受けたら、投げられるようになったのです。その先生は「骨がつくためには固定をする」といった既成概念がない方で、その治療方針に共感を受け「自分もこの道を目指そう」と決意しました。そこで、専門学校に入学すると同時にこの先生に弟子入りし、３年間勉強しました。

北海道の専門学校を卒業後、先生の勧めもあり東京都の整骨院で治療家として８年間務め後、独立開業を決めました。その際、地盤があるから仕事がしやすいというのは嫌だったので、あえて地元北海道ではなく「見知らぬ土地で勝負する」という選択をし、東京で開業しました。

治療家としてのやりがいや喜びを具体的に

卒業していく患者さんに「ありがとう」と言われた瞬間ですね。当院は、治療が終了することを「卒業」という言い方をしています。卒業はこちらから促しています。

患者さんのためになる将来の構想やイメージがあればひとこと

一番考えていることは「時短」です。患者さんの時間を奪っていることもありますし、効率も悪いからです。例えば当院では、電気をあてて温める時間が無駄だなと思うので各ベッドに電気は置いていません。温めるのはご自宅でもできることです。治療時間が短ければ短いほど、患者さんの身体の負担も減ります。これからも患者さんの為になることがあれば、導入していきたいと思います。

患者さんに喜ばれたエピソードや治療院への声

１日１５人ぐらいは子連れのお客様がいらっしゃるので、キッズルームを設けています。それと、当院のコンセプトは「エステ以上、エステ未満、整骨院以上」なので、内装にはかなりこだわっています。それと、整骨院は中がどうなっているのかわからなくて入りづらいイメージがあるかと思いますが、当院は外のモニターに中の映像を流すなどオープンにしています。そのため、どなたでも入りやすく通いやすい院だと好評をいただいております。