志賀隆洋先生へインタビュー

この職業を目指したキッカケを教えてください。

野球が好きで幼少の頃から活発に過ごしていましたが、高校生の時、将来を悲観するほどの故障をしてしまい、治療のため整骨院へ通ったのがきっかけです。そこで精神的にも肉体的にも健康にして頂き、自分も人を健康にできる仕事がしたいと一念発起して、中尾先生に弟子入りしたお蔭で今の自分があります。柔整学校に入学してからも、勉強とその整骨院でのアルバイトを両立して技術を磨き、卒業後はそのまま就職しました。

治療家としてのやりがいや喜びを具体的に

患者さんが痛みから解放されて、事故前と同じように生活できるようになったと言って頂けることが最も嬉しいです。自分が人の役に立てているという実感がもてるので、その都度もっとスキルをアップしようと思います。

患者さんのためになる将来の構想やイメージがあればひとこと

今、患者さんと治療家のマッチングサイトを立ち上げようとしているところです。患者さん向けには、自分の体の悩みを解消できる治療実績を持つ専門家の先生はどこにいるのかを調べられるようにします。そして、治療家の先生たちに向けては、治療技術や方法についての相談や情報共有ができたり、患者さんの紹介などができるようにしたいと考えています。

また今後、保険制度が変わったら、今まで受けていたサービスが受けられなくなる方たちも出てくると思います。その時に業界として何ができるかを考え、その方たちの健康増進にも寄与できる治療院のネットワークを全国に作っていきたいと思っています。

患者さんに喜ばれたエピソードや治療院への声

１０年前に僕が診た患者さんが、今でも僕を懐かしんで感謝していると伝え聞いたときは嬉しかったですね。また、歩くこともままならなかったご高齢の患者さんが、ゴルフができるまでに回復したことも胸が熱くなるエピソードの一つです。