杉山秀樹先生へインタビュー

この職業を目指したキッカケを教えてください。

大学時代に交通事故による大ケガで、生死をさまよい、1年入院・1年リハビリという体験をし、多くの人々に助けられ支えられました。その経験から、次は自分が世の中に恩返しをしたいと東洋医学の道に進もうと決意しました。

治療家としてのやりがいや喜びを具体的に

自分もそうであったように、「健康は宝」ということは失ってみてよくわかります。痛くつらい不安な日々を送られている方々が、自分自身の施術により、本来の健康な姿によみがえられたときが、一番やりがいや喜びを感じる瞬間です。天職と思える仕事に出会えたことに感謝し、現在もより良い治療法を求め、研鑽の日々を送っています。

患者さんのためになる将来の構想やイメージがあればひとこと

他県から来られた小学5年生の男の子と当時神戸に住んでいた１０歳のフランス人の男の子との出会いがきっかけで子どもや学生のための手技療法に取り組むようになりました。子ども時代の、体が柔軟で素直な間にゆがみを正すことが、将来を担う子ども達に勇気を与えることを痛感し、「子ども姿勢手技療法」をライフワークとして取り組んでいきたいと考えています。

患者さんに喜ばれたエピソードや治療院への声

体のゆがみを指摘され、あちこちで治療を受けられ悩まれていたところ、雑誌の記事で当院を知り、他県から来院された10歳の男の子がいました。当初は体育の授業にも参加できなかったほどでしたが、ゆがみを正し、バランスを整えていくことで、まるで別人のように元気に。1年経った頃にはサッカークラブで走りまわり、活躍できるほどよくなりました。

また、神戸という土地柄、外国の方もよく施術させていただきます。国や人種は違ってもみな、同じ手技療法で改善して行きます。たとえ、言葉が通じなくとも、痛みがとれ、症状が改善すると自然と笑顔になります。