松尾佳彦先生へインタビュー

この職業を目指したキッカケを教えてください。

学生時代、祖母が交通事故に遭いました。当時は通院の付き添いなどをすることもあり、なかなか良くならず苦しんでいる姿を間近で見るにつけ、良くなってほしいと思っていました。祖母の死後、同じように苦しんでいる人のために自分が何か役に立てればと思ったことがきっかけとなり、治療家を目指しました。

治療家としてのやりがいや喜びを具体的に

施術によって患者さんの状態を良くしたり、痛みを取り除くことは、もちろん自分の仕事ではありますが、患者さんに喜ばれたり、感謝されることがやはり一番うれしいですね。「あきらめていたけど良くなった」「今まで何をしても良くならなかったのが、改善された」などのお声が私のやりがいに繋がっています。

患者さんのためになる将来の構想やイメージがあればひとこと

交通事故の際は、治療以外に保険会社や病院との対応や慰謝料、示談などの様々な交渉が必要になってきますが、交通事故など人生においてそうそう何度も経験することではないため、こうしたことに知識をお持ちの方はほとんどおられません。ですから、患者さんに代わってこうした手続きや対応を行うほか、普段から弁護士との連携や保険会社との交流にも力を入れています。また、交通事故トラブルの様々なケースを勉強するため、交通事故裁判の傍聴にも出かけています。患者さんが治療に専念できる環境を整えることも私の大切な仕事。このような試みは、被害者となってしまった患者さんの利益を最大限に守ることにつながると考えています。

患者さんに喜ばれたエピソードや治療院への声

今までどんなに治療しても治らなかったのに、うちに通院するようになってしびれが取れたケースや、あきらめていた痛みが改善されたケースが多数あります。安心して通院できると家族そろって通っていただいている方もおられます。今後も一人ひとりの患者さんの症状に合った治療を心がけ、結果を出せる治療院として信頼いただけるよう努力を重ねてまいります。