福島修一先生へインタビュー

この職業を目指したキッカケを教えてください。

小さい頃からサッカーをしていたことがあり、整骨院にはお世話になることが多々ありました。大学生のときですが、肩の脱臼をしてしまいました。その後も脱臼を繰り返すようになり、整形外科で肩の整復をしてもらっていました。しかし病院では整復に手間取り、あるときは看護師さん数名に押さえつけられ、半ば強引に整復されることもありました。そんなとき初めて整骨院へ行き、ほとんど痛みもなく一瞬で整復してもらうことができたのです。この瞬間、「柔道整復師はこんなにすばらしい技術をもっているんだ」と感動しました。それがこの仕事を目指すきっかけとなり、自分もこの技術を身に付けて患者さんのお役に立ちたいと思い、一念発起しました。

治療家としてのやりがいや喜びを具体的に

どの治療家さんも同じだと思いますが、やはり患者さんから感謝されることです。痛みがとれ、患者さんから感謝されたとき、その患者さんの長い人生の中で、少しでもお役に立てたことに喜びを感じます。

患者さんのためになる将来の構想やイメージがあればひとこと

どんな痛みでも取れない痛みはないと思っています。そのためには、私たち治療家はもちろんですが、患者さん本人にも「治らない」と諦めないでいただきたいと思っています。痛みをとって、「旅行に行きたい」「お孫さんを抱っこしたい」といった具体的な目標を持つことが明るい未来へつながると思いますので、同じ目標をもって治療にあたることが大切ですし、そうしていきたいと思っています。

患者さんに喜ばれたエピソードや治療院への声

治療後に久しぶりに大笑いしたとか、スタッフがいつも元気でここに来たら元気をもらえる、ちょっとした気配りがうれしい、親身になって話を聞いてくれるなどなど、ありがたい言葉をいただくこともあり、スタッフ共々励みになっています。