Best!むち打ち治療のゴットハンドを探せ！ 選出ポイント

大切なのは最初に無理をしないこと

「交通事故直後は、首や腰を無理して動かさないほうがいいですね。2 〜 3日経って痛みが出てくることが多いので、動かせるからといって無理をすると治りが悪くなります。最初に気をつけると、回復の早さも変わってきます」と浅井院長。
　
事故の衝撃で首や腰の骨がずれ、その骨が神経に触ると神経痛を起こす。そのずれを矯正することで、痺れやそれに伴う頭痛などもきれいに取り除くことができるという。

「むち打ち症の人は手や指に痺れが出やすいので、その場合はけん引という手技などで首や頸椎を矯正します。痺れや頭痛は比較的早く改善することが多いですが、首まわりは衝突の反動で捻挫をしていたり、筋肉や軟部組織を痛めることが多いので、回復まで時間がかかります」

体と心の細やかなサポートを提供

院長は接骨院と病院の併用をすすめる。

「病院でレントゲンやMRIを撮ってもらうと、本人も見られますし、安心感があると思います。ですから、私は病院で月に2回程度検査を受けてもらうようにしています。初めて当院に来られる方には、まず病院に行ってもらいます」
　
院長はまた、施術の方針や見通しをなるべく具体的に伝えて、患者さんの不安を少しでも軽減するように心がけている。精神的な不安が治療に与える影響は大きいという。
　
施術を進めながら生活上のさまざまな相談やアドバイスも行っている。「症状や状況は一人ひとり違うから」と、細やかに対応してくれる先生を頼って、家族ぐるみで通う患者さんも多い。

頼れる院長とスタッフの笑顔が迎えてくれる

記者からの目

質問の一つひとつに言葉を選びながら丁寧に答えて下さり、誠実なお人柄が伝わってきました。学生時代から柔道を続けている先生は、患部の固定は基本的に包帯を使うとのことで、見せていただいたところスルスルと魔法のようにあっという間に巻かれていくのが印象的でした。少しシャイな方でしたが、積み重ねてきた経験と技術への自信が垣間見えて、頼もしく感じました。

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