鬼﨑 一先生へインタビュー

この職業を目指したキッカケを教えてください。

中学時代から柔道をやっていて怪我も多かったので、接骨院に通っているうちに興味を持ち、自分もやりたいと思うようになったことがキッカケです。

治療家としてのやりがいや喜びを具体的に

施術を進めていくうちに、腰が痛くて朝起き上がるのも辛かった人が楽に起き上がれるようになったり、ムチウチで動かなくなっていた首が動くようになった患者さんや、腕のシビレがなくなり症状が良くなってきた患者さんの表情が変わっていくのを見るとやっぱり嬉しいですね。

また、非常勤で高校の柔道部の指導をする講師も勤めておりまして、以前に教えていた生徒が東海大会に出た時に、大会でもテーピングを巻いてほしいと頼まれたことがあります。私がテーピングをしたことで、安心して試合ができたと言ってもらえたのですが、そういうふうに頼りにしてくれる人に対して、役に立てているのも嬉しいです。

患者さんのためになる将来の構想やイメージがあればひとこと

まだまだ接骨院で交通事故の治療が出来ることを知らない方が多いので、知ってもらいたいです。あとは、現状では治っていくのに何か月という単位で時間がかかってしまっていますから、もっと短く、早く治せるようにしたいですね。来院された患者さんを順番に診ていた時は、どうしてもバタバタして、しっかり診ることができない部分がありました。今は予約制にしましたので、しっかり診て、こうした点を実現していきたいと思ってます。

患者さんに喜ばれたエピソードや治療院への声

説明をきちんとしてくれるという声をいただくことが多いです。患者さんからすれば分からないことだらけですから、出来る限りの説明をするようにしています。今こういう状態ですよということは、もちろんお伝えしていますが、今みているところじゃないことも知りたい、ということもあると思います。そういった内容も聞いていただければ、説明します。治療内容や不安に思っていることをなくしていき、安心していただければ、治りも早くなりますから。精神的にも安心感がないと駄目ですね。事故の相手ともめてしまい、怒っていたりイライラしていると、治りが悪かったりもします。自律神経の問題がありますから、実はつながっているんです。そういう人も、治療が進んでいくと、リラックスして穏やかになっていただけています。